ミストの記憶石



人形でありながら、変身術を使う。
自分が人形であったことを忘れ、リュティアの町に迷い込んだ。

元の姿に戻る魔法も知らず、自分の正体を知らず…
町の外の冒険は危険と判断し、この町に留まった。
いつか、「自分を知る者」に出会えると信じて…



記憶の石…その石の下に床を引っ掻いたようなキズ。
それぞれの石がどのような記憶なのかわかるように書いてあった…



▼記憶の石を並べる?      ・   





   霧をドライアイスで発生させようと計画したミスト。
   そこへ通りかかった女性と腹をすかせた少女。
   霧がもくもく沸きたつそこはまるで儀式の最中のようで…

   女性を魔女と勘違いした少女は生贄になるまいと
   差し出された鼠(ミスト)を食べようとする…!





   海をサメの姿で漂っていたミスト。
   危うく殺されそうになり、あわてて無害そうなクラゲに変身。
   そしたら「しゃべるクラーくん」として瓶詰めにされた!

   売り飛ばされそうな危機をどう脱するか!





   酒場に迷い込んだハチドリミスト、森の方角を聞いて
   家に帰るだけのはずが…
   駆除されかけたりペットに求められたり。

   甘い香りが充満する賑やかな酒場の中で、
   ついに首輪をかけられる?!





   せっかく有り金はたいて買ったドライアイスは
   無情にも夏の気温で溶けきってしまう。

   ドライアイスを買うにはどうすればいいか?
   お金を借りる?連帯保証人?夜逃げ…?身体を売る?

   果たして答えは…





   如何に生計を立てるか?一人悩んでいたところに
   海の男から仕事の話を持ちかけられる。

   危険な仕事に迷う最中、
   探しに来た飼い主(?!)に遭遇。

   慌てて逃げ出そうとするが…それが
   悲劇を招くことになろうと、はたして誰が予測しただろう。





   酒場で出会った小人と共に森へ薬草探しに。
   そんな時、かつて蝙蝠の時に出会った少女と遭遇!

   逃げようとするが、餌付され、さらに思わぬ展開へ。
   少女と青年の普通ならなんでもない行動が
   彼らを生死に彷徨わせる…小人達の運命は如何に?!    





   突然上から降ってきた少女に押しつぶされ、
   また生死をさまよう羽目になるミスト。
   騒ぎにぞくぞくと人が集まる中、
   急遽コスプレ大会開催という少女の爆弾宣言。

   事態は急展開。
   死か、それともコスプレか?

   究極の選択を強いられ…?!






   食料調達も失敗し、あまりの空腹に途方に暮れる。
   それを見かねた少女が近づいてきた時、
   あら不思議、魚のなる樹が出現!

   不思議さに戸惑う二人を楽しそうにからかう男。
   敵?誘拐犯?それとも…ただの変人?

   ともあれ、少女を狙っていることは確実。
   空腹と頭痛に悩まされながら、はたして守れるか…?





   ぼちぼち仕事の依頼を受け持つようになったミスト。
   今回は魔物が徘徊する危険な遺跡での調査。

   魔物の姿になって安全に目的の物を探そうと考える。
   が、討伐の可能性なんて考えもしてなかったようだ。

   ばったり出くわしたのは、女言葉で話す少年。
   刺激しないよう、なんとかなだめるものの…
   後から来た魔族がその少年を挑発し…?!
   少年の怒りはすべてを巻き込む!





   雷撃墜にも、どうにか命を繋ぎ止めたゴブリン。
   再び目的の指輪探しを再開させるも、
   また新たな冒険者に出くわす。

   知り合いによく似た、焔の魔法を使う少女。
   最初は戸惑うものの、次第に打ち解け
   指輪探しの協力と、炎の魔法も教えてもらえることに…





   新たな魔法の練習に夢中なミスト。
   そんな時、香ったドリアの香り。空腹を思い出した奴は
   かよわい子犬に変身してその匂いのもとを待ち伏せる!

   腹をすかせた子犬を不憫に思ったエルフが
   持っているドリアを分け与える…計画ではそうであった。
   が、しかし…奴に待ちうけてたものとは…    





   自業自得の複雑骨折(?)に行き倒れ。
   そんな時、とどめを刺さんとばかりの容赦ない少女の一撃。

   無理やり立ちあがることを強いられたあげく、
   第二回目のコスプレ大会を宣告される…
   ステルス兄貴軍の脅迫になすすべもなく…?!





   うららかな昼下がり。穏やかに散歩の途中、
   同じ散策者と出会う。
   何気ない立ち話の最中、突如耳を疑う噂にミスト石化。

   コスプレ大会開催の話…それは世間一般はもちろん、
   密偵の間にも知れ渡っていた!
   もはや開催の回避は不可能、そうと知るや否や
   道連れを増やすべく、強制勧誘に走る!





   コスプレ参加口論で、全力で少年を追いかけた結果、
   いつの間にか砂漠までやってきた二人。

   オアシスにて知り合いと出くわし、そして
   避難小屋へと大柄の武者に迎えられ、一時休戦とした。

   暑さをしのぎ、異国の話を聞きながら
   他の旅人も加わり談話していた最中、
   突如、不自然な霧があたりを包み込む!

   死の匂いに一同不安と緊張に身体をこわばらせるものの…
   そこにいた人物とは…

   そして、追っかけっこの行く末は…!





   ステルス兄貴軍に恐れ、次々と参加者が森へ集まる。
   中には知らずに巻き込まれる者もいる中、
   ついに恐怖のコスプレ大会が開幕された!

   趣旨を知って逃げ出そうとする者、絶望に真っ白になる者、
   ひらきなおって全力でコスプレする者などなど…
   大爆笑とすすり泣きが聞こえるコスプレ大会へようこそ☆





   ついこの間会った時は笑顔で、他愛のない話をしていた。
   終わりがあるなんて、信じられなかった――…

   聞かされる言葉、耳をそむけたって
   「もう会えない」ことには変わりはない

   どうしてこうなった?
   突然聞かされる、笑顔が良く似合う少女の、唐突の死…―――





























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